退院しました

前回の日記を書いたあと、妊婦健診の予定日である31日まで入院継続だな、ここまできたしあとたった数日よと気持ちを落ち着かせて過ごしていたところ、28日月曜 急に診察兼健診があり、胎児の推定体重もギリギリ2500gを超えたからか、36週2日でそのままあっけなく退院になった。看護師さんたちがみんなよかったね〜!と言ってくれた。嬉しいけど、無事を思って諦めたところだったので、なんで今!?の気持ちもあり、あんなに 家着いて夫の顔見たら泣いちゃうかも とか思っていたのに、そういう感傷にふける感じじゃなかった。

夫に時間給を取ってもらって、仕事終わりに迎えに来てもらった。外の暑さに驚いた。アパートからクリニックは普段なら徒歩3分ほどの激近で、荷物も持ってもらっているのに、脚ガクガクで全然前に進まない。部屋に着く頃には動悸息切れで、ヨボヨボすぎんか!?体力落ちるよとは聞いていたけど、こんなに!?これで近いうち出産に…臨むんか!??とかなり不安になった。

夜、夫にお願いしてロイホへ行き、入院中どうしてもどうしても食べたかったホットファッジサンデーを食べた。こんなの食べたら脳がスパークしてしまうだろうと思っていたけど、もちろん素晴らしくおいしくて夢のようなんだけど、なんか心がそれどころじゃなくて、思っていたよりおいしいと思わなかった。

土曜で37週の正産期を迎える。次の月曜にまた健診兼診察。そこまで張り止めの服薬を続けることになった。退院後の一週間は自宅安静ということで、可能な限り横になって過ごしている。昨日は満月で、さらにスーパーブルームーンとかいうヤバい月だったので心配したが、予兆も起きず無事だった。

 

夜、夫と隣り合って眠る。肩のにおいを嗅ぐ。何気ないことを喋る。そういうことができるのが本当にうれしい。この人は私をずっと待っていたんだと何度も思う。寝てるしかないから生活のほぼ全部を夫に面倒みてもらっているが、できないなりの甲斐甲斐しさに泣けてくる。私の知らない間に夫に円形脱毛症ができているのを発見して、どうしようもない気持ちで胸がいっぱいになった。待ってて、はやく大丈夫になるからね、と、これから先もこの人と一緒に頑張っていこう、と思う。

 

今日、入院準備の都合でどうしても赤ちゃんの衣類やガーゼなどを洗濯しておきたくて、入院中Amazonで購入したものの山の中から、母と妹が選んで送ってくれたお洋服を引っ張り出した。洗濯してみると、本当に小さい。小さいし、どれもかわいい。こんなに小さい人が生まれてくるんだね、このかわいい服たちはみんなこの人のために用意してもらったんだね、こんなにかわいい、この人はもうみんなに愛されてる、みんなに祝福されて生まれてくるんだね…と思って涙ぐみ、それと同時に、これってお母さんと妹からのわたしへの愛でもあるよね…と思って、号泣してしまった。

 産後はしばらく母がアパートに来てくれることになっている。布団などの荷物を運びに日曜に母と妹がやってくる。会えるのが本当に楽しみ。