鈍器

スマホをいじってたら急に着信。画面見つめたまま胸バクバク、何度か鳴って切れる。昼間した、釣った魚を持ってくるのどうのという話で電話をかけてきたのかと思って、無視して面倒なことになるのも嫌なので、迷った末にかけ直す。と、開口一番謝られる。謝られたのだ。わたしに悪いことをしたと。勝利だ。11月末から半年が過ぎた!! だけど、どうせ誰かにふられたとか、なにかの腹いせにすぎないのでしょ。居間で、家族がいるので、と言って切った。また話そうと言っていた。答えなかった。

虚しすぎる。これじゃない。こんなんじゃない。好きという言葉を鈍器にして振りかざし、ボコボコに殴り倒してやりたい。わたしはわたしのために怒るべきだったんだ。もっと早くに。

明日の仕事も、なにもかも面倒すぎる。はやく消えてしまいたい。急がなければ。

皆笑った

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花見といちご狩りに行ってきた。みんな笑っていた。
行く前は女子特有のど〜しよ〜で段取りが何一つ決まらず、内容のないやりとりに内心イライラしていた。あまりに話が進まないので諦めて自分が車を出すことにして仕切り、日程を組んだ。話がまとまりかけたところで突拍子もない別案を挙げてくる奴はなんなの。あと自分の思ったとおりにならないとテンション下がる奴も勘弁して。女子たちそれぞれに面倒くさくて一緒にいるとすげー疲れる。楽しいし、すごーい!かわいー!またいきたーい!って、わたしもちゃんと言うんですけど。でもまあみんなが笑ってると達成感あって、こうしてぶつぶつ書くけど、よかったなって思う。
このいちごがとても甘くて、見た目も宝石のように美しかった。丹精込めて作られてるんだろうね。また行きたい。

仮想敵

美容室の予約が15時からになってしまったので、時間より早めに出かけて外で昼ごはんを食べることにした。店内は空いているのに数組のおばちゃんたちの喋り声で騒がしい。スープカレーを鼻水すすりながら食べつつ内容に耳を傾けると、どのテーブルも嫁姑問題みたいな、昔のどぉ〜なってるの!?(というフジテレビの番組)みたいな話をしている。いつのときも女の敵は女なんだよね。いつまでたっても女は所詮女で、だから女なんだよな。

最近、女同士の友情は長くもたないだろうということを、カロリミットの「女の友情はおいしいものでできている」というフレーズを聞くたびに納得して思う。おいしいものと仮想敵がなければ、わたしたちは友達でいられない。本当かな?残念だけど、私とあなたが女なら、それは本当なんだよ。

生まれ変わるなら絶対に男になりたい。というかそもそも生まれ変わりたくない、どうしても生まれなければならないのなら、仕方ないから植物になりたい  と言ったら、そんなの悲しすぎると言われた。生きていることは悲しいことだと私は思うけど、女子達はそうでもないらしい。

友達ってなんだろうね?

最近わたし、自分の中に割りと激しい感情があることを、否定できないどころか、はっきり自覚しつつある。蠍座の特徴なの。数年前までは自分にはまるで当てはまらないと思っていた。

60時間

近寄られると泣きたくなる。

ばかな人。あなたは私の事が好きなのね

でも1番じゃないのね

それなりの気まぐれに、真心をもって向き合うのは辛い。

あなたの事が好きだからです。

わたしの優しさを利用しようとしないで

あなたがわたしに優しいのは自分のためで、

わたしを特別に思うからじゃないと、

わたしですらわかることを、

どうしてあなたはわからないの。

わたしはあなたが思うよりもずっと賢くて、

ずっと女です。 

 

今まずい。非常につらい。このタイミングでなんかあったらもうほんとに爆発してしまう、頼むから静かにしていて、そっとしておいてほしい。

今月超勤60時間超える。わたしの感覚ではまともじゃないけど、世間的にはどうなんだろう。上には上が、下には下がいるだろうけど、下と比べても仕方ないんじゃないのと思うけど。

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んあーーーーーーー
私もうダメだーーーーーーーー

みんな人生けっこう楽しいらしいよ。
ただ美味しいものを食べて笑っていられるとき、そのおいしさだけはわたしを裏切らない。食べるの。
どんなに化粧しても、着飾っても、普通なふりして笑っても、褒められたくてがんばっても、結果褒められても、わたしはダメだ。理由は、わたしがわたしであるからだ。
転職がうまくいってもいかなくても、5月末には仕事を辞めたいと思う。言えるかな。いつ言うの。家族に。周りの人に。
思ったより全然ダメだ。どうすればそれでいいと言えるのかわからない。いいはずがない。いつもいつもいつも、わたしは「できているはずの私」と自分を比べて、いつも自分を、満たされない、みじめな存在だと思っている。事実だと思う。誰にも理解されないことを、理解できないのだと言い換えて、それで自我を保っている。他人に寛容なのは自分のことにしか興味がないからで、優しいからじゃない。
暗いんだよ。こうして思いをめぐらせることは実はけっこう体力のいることで、だから疲れてしまうのかな。

書きたいこといっぱいあった気がするけど、もう面倒になった。毎日遅いことを知った違う係の人がくれた栄養ドリンク「疲れた顔に耀きを」
太るわ

ごめんね

モヤモヤした三連休を過ごした。モヤモヤの気の向くままユニクロやジーユーに行って、いるのかいらないのかもわからない安い服をたくさん買った。

新人さんのことについてけっこう考えていた。わたしおかしいのかな。性格悪いのかな。答えがイエスなのはそうだし、ノーだよと言ってほしいわけじゃない。けど。

そういう話を、向かいの席から係長がわたしに話しかける。キラキラの目、怯えた犬のような、私を伺う目。見て気づくの。わたしは、被害者意識に駆られて、そうするしかないといういいわけのもとに、私なりの、とてもソフトなやり方で、彼をしっかりと傷付けている。深さや程度の問題でなく、それはあたらしい罪なんじゃないかと。許すことができたら楽になれる。だけどできない。好きだから。わたしは私のことを大切に思っているから。どういう言葉にしても、私の気持ちを彼に正しく伝えられる気がしない。だから黙るの。何も言わない方がマシなの。わたしを思う気持ちの欠片が彼を傷付けていることを、わからせることができたとき、はじめて私は救われる。そんな日は来ないまま、きっとそのうちどうでもよくなるんだろう。悔しいし悲しいし虚しいけど、平和だ。

 

明日から仕事、行きたくないなあ。行きたくない。がんばれないなあ。