忘れられてくれないひと

昨日の夜係長から電話があった。電話を手元に持ってなかったので気付かなかった。どうしよう じゃなくて、しつこいな と思ったのが、めちゃくちゃすごい変化のような気がする。たぶんいま繁忙期のピークを迎えているはずなので、気持ちが参ってるんだろう。誰にも相手してもらえなくて私のところに来てるんだろう。限界に辛くて、大丈夫?ってひとことだけ言ってもらいたい、それだけでいいっていうの、わたしもそうだったから、よくわかるな。だけど、一緒にいるのがしんどくて仕事まで辞めたわたしに、まだ優しさを求めるのは違うよね。わたしのことを、思い浮かべるんじゃなくて、使うんじゃなくて、思いやる気持ちが少しでもあるなら、忘れられてほしい。馬鹿でひとりぼっちでかわいそうなひと。あなたを大丈夫にできるのは、わたしじゃなくて他の女でもなくて、あなた自身なんだって、いつか気付いてほしい。

 

今日は午後休みだったので、洋服を買いに行った。ダイエットしてまあ痩せたなとは思っていたけど、今の自分のサイズ感に全然ピンときてなくて、今までのサイズを試着してみたら軒並みユルユルになっていて、なんか改めてびっくりしてしまった。いや知ってたんだけど、そうなんたけど。めちゃくちゃうれしいな。最近まったくやる気なかったけど、またがんばろうって思った。

5月に合コンの予定を入れた。不まじめになりたくてマスカラの色をブラウンからバーガンディに変えた。もちろん仕事にもしていく。小さいことでも、好きなことを好きなようにすると、ワクワクする。それでいいんだぞ。

ばら、ばら、ばら。

火曜日はいつもより1時間はやく仕事が終わる。なんだか今日はくたびれてしまって、帰りにコンビニに寄ってロールケーキを買って、薄く霧の立つ誰もいない公園に車を停めて、ひとりで食べた。そのうちに雨が強くあたってきて、散りかけの八重桜が時折はらっと落ちるのが、なんとも言えず寂しくて、あまりの寒々しさに、よっしゃ!いっちょ泣いてやりますか!と思ったけど涙が出なかった。
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 ピンク、ピンク、ピンクがぐちゃぐちゃだった

 

先日女子会で苛ついて意図的に傷つけるようなことを言ってしまって、自制心が働いて止められたけど、友達だと思ってないよ(本心) とか言いそうになって、あーこれはいけない、さすがにいけなかった、と思って、次の日ごめんねとラインした。ふたりでごはんを食べに行ってお互い謝って話が盛り上がって解決したんだけど、意地悪してしまって悲しいよ。時折感情がめちゃくちゃ尖ってしまうのやめたいな。それだけ彼女が私にとって近い人になったということなんだけど、わたしは当たり障りがないだけで優しくもなければ誠実でもないただの爆弾なので、あんまり近くなるとたぶん危ないんだよ。めちゃくちゃ傷付けてやりたいというか、私に傷付いてほしいと衝動的に思うことも実はある、けど、それでごめんねなんて言いたくない。本当に心の底から優しい人になりたいけど、性根がこんなんだから、どんなにやってもそれはふりで、真似事で、見透かされてる嘘でしかないんだよな。そんなのむなしいよね、いろいろと。普段の私の振る舞いとか努力とか気配りとか、本当の自分とかさ。

まあもうどうでもいっか。風呂入ろ。

日曜日のおわり

昨日の夜唐突に係長からくたびれたという内容の愚痴ショートメールがきた。わたしの仕事は退屈です・ちゃんと帰れてますか、と送ったら、今も忙しいし帰れないし休日出勤も多いし・体が資本だね・お仕事頑張ってください、と正気に戻ったような返事。それに対して、昨日職場の人からホタルイカをもらったんですが、係長も釣り行ってんのかなと思い出していたところでした・大変でしょうが適度にストレス抜きながら頑張ってくださいね・わたしもがんばります、と送って、やり取りは途切れた。正しいことの前に臆しているね。正気に戻ってわたしにメールしたことを後悔していることでしょう。わたしは菩薩になっちゃったのかな。一日に何度もこの画面を見返しているけど、もういらないものだとわかっている。消しちゃおうかな。

気が付けば4月も半ばだ。そういうのがとことんどうでもいいように思うこともあるけど、唐突に恋がしたい、わたし恋したい、誰かを好きになって抱きしめたい、抱きしめたい、抱きしめたいんだ、わたしがなんとかしてあげたいんだ。

ときめきを探しに行くっていうと幾分聞こえがいいな。とりあえず給料日を待つ。

さえずり

最近ツイッターをめちゃくちゃ見るのですがこれほんと良くないと思う。世の中にはとてもたくさんのひとがいて、たくさんのことを思っていて、それを知るとわたしの考える事がすごく増える、ただでさえ脳内渋滞気味なのに…。最近私がどんくさくて要領悪いのは考えに身体がついていかないからということで、私の頭はスパコン搭載、ということにしています。あと夜に起きてるのも良くない。寝る前にアイス食べるのも良くない。良くないのはわかってるけどやめられない。にんげんなんだもの…。

ということを、ピンク色のパジャマを着て土下座の姿勢で書きながら、このままピンクのダンゴムシになりたい。。。え?桜えび…?。。。と思っているなうです。つまり、このままのぞきを続けるとどんどんバカになってしまう…と私に危機感を抱かせるあの悪名高い(当社比)ツイッターとおんなじなのです。こんなくだらないことを書いてしまわない為に、下書き保存して内容を吟味してから良いものだけ公開したらいいんじゃない?と閃いたんだけど、そんな配慮いる?これに???と思って止めました。それじゃ日記にならないしこんなつまらんコラムもないですし。

落ち着いて日記を読み返すと自己評価というか自己肯定感が死ぬほど低くて死にそうになっててうける。いかんともしがたい。にんげんだものね。

早く寝よ。

さよならバイバイ、大好きだったよ。

木曜日なので、午後休みだった。前前職場に遊びに行く予定にしていたんだけど、3月頭に出産したNちゃんが急に都会に戻るというのでその前に会いに行くことになり、同行するRぴょんと奇跡的に予定が合って、今日行くしかなかった。しかしRぴょんは子供が発熱のため来られず。行く前から、生理前だし、なんかわたし今日確実にメンタルがアレでアレなことになるだろう…とは思っていた。

Nちゃんは妊娠中もそうだったけど子供を生んでもいつもとまったく変わらないテンションで、暑くも寒くもなく、過剰に優しくも冷たくもなく、甲斐甲斐しくも鬱陶しくもなく、切り取り方がいつもどこかコミカルで、気取らない、隣りにいてめちゃくちゃ楽な、本当にいつものNちゃんのままだった。赤子はかわいかったし、わたしもしきりにかわいいかわいいと言ったし、そう思うのだけど、本当はべつに興味がなくて、そういう自分がわたしは怖い。Nちゃんはまったく変わらない。なのに、母になった友人たちに、わたしが勝手に、わたしが理解できないでいる感情や事象を本能的に理解しこなす、わたしの知らない未開の地に行ってしまった(もとからそうだった)彼女らを、もう手の届くことのないひとのように感じてしまって、すんごく心が寂しくなる。羨ましいとか妬ましいとかとまた違う、不安と孤独みたいなものを、こういうシーンでいつも感じている。わたしも子供をもてばわかるんだろうか。もってもわからなかったらどうなってしまうんだろうか。生きるの楽しいよって教えてあげられない母が、しかも子供によってさらに自分が生きるのが辛くなる可能性があることを憂いている母が、子供をまともに育てられる気がしない。本当は世界で一番幸せにしてあげたい。けど、わたしにそれは無理な気がする。

次会うときは大きくなってるかな!またね!って明るい挨拶をして、Nちゃん宅をあとにして、なんとなく家に帰る前に本屋へ寄った。そこで、この本は絶対やばいぞ絶対今ダメなやつ今じゃなくてもダメなやつ…とわかっていながらついうっかり全編立ち読みして、わたしは死んでしまいました。

 

さよならバイバイ、大好きだったよ。 (KITORA)

さよならバイバイ、大好きだったよ。 (KITORA)

 

 泣くの堪えた。わたしも高校生のとき先生のことが好きだったんだよなあ〜。好きすぎて自分のことがどうでもよくなっちゃうっていうのすごいわかるなああ〜。キスマークなあああ〜。と諸々フラッシュバックして完全に臨終した。

わかっていたんだこうなることは全部。わかっていたのにとめられませんでした。受難。

わたし本当におかしいんじゃないだろうか、と無意味な自問にめちゃくちゃ時間を取られるんだけど、おかしいです、あきらめましょう、以上!としないと延々と悩み続けることになってしまって、風呂にすら入れない。だから子供は諦めて風呂に入る。以上です。

おとなのクリームソーダ♡

職場で定期購入してるオレンジページの別冊付録の、カンタン野菜のおつまみレシピ集みたいな本、ずいぶん前に借りてきたのになにも作らず放置していたんだけど、思い立ってきょう、その中から5品おつまみを作って、午後3時くらいから飲んだの。WOWOWで長編ドラえもん映画見ながら。トマトと大葉の和えたやつと、きゅうりのたたきと、えのきとベーコンのバター醤油のと、アボカドの油淋ソースと、水菜の白和え。どれもごま油とごまを酷使したレシピだった。ちなみに映画は宇宙漂流記だったよ。今日晴れてて外明るくて、でも飲んじゃったからもうどこへも行かないぞという覚悟ではじめてさ。すんごい気分良かったの。氷結のメロン味にバニラアイスをのせて「おとなのクリームソーダ」っていうやつ、twitterで見て、もう今日やっちゃおって思って、いそいそとやってみたらめちゃくちゃおいしかった。禁忌の味だった。眠たくなってそのままこたつでお昼寝して、起きたらお腹空いてたから、冷凍してあった鶏肉揚げてけっきょく油淋鶏食べたの。ねえ最高すぎない?自慢したくて書いてんだけど伝わってるかな。

あとこれも食べたの 最高でしょ

 

明治 ヤンヤンチョコ 48g×10個

明治 ヤンヤンチョコ 48g×10個

 

 

そろそろモテたいなって思う。モテなくてもいいんだけど、わたしとこういうこと日曜日にしてくれるひとがほしいのすんごく。町に探しに行かないとみつからないでしょ、でもあたし隠れて生きていきたくて、探すのももうめんどくさいの。だれかあたしとおとなのクリームソーダ飲んでくださいって言って、なんの差し支えもなく躊躇いも戸惑いもなく、カラッと楽しんでくれるひとがほしいの。いっしょにのび太の台詞に感動してくれるひとが。そういうひとに出会ったことない。わたしがそういうひとだって明かしたことないから。

「あたしとおとなのクリームソーダ飲んでくれませんか」って、つまりこれっていまのわたしにとってプロポーズと同義

えっうわ重っ 酒飲みたくなってきたし死にたくなってきた

レシピ集とてもよかったのでもうしばらく返さない。ごめんなさい♡

 

あと、春はこのスピッツのアルバム「空の飛び方」が最高なので、こればっかり聞いている。ハチミツの一作前、大ブレイク直前のスピッツ。うわっセックス!と思うくらいまろやかな性衝動に溢れてて詩人草野マサムネを尊敬する。わたしのようなじめっとした文系女子によく好かれるけど普通にカラッと明るい女の子の方が好きとインタビューで答える草野さん本当に正しくてすき

 

空の飛び方

空の飛び方

 

 

いろはにほへと ちりぬるを

午後から休みだったので桜を見に行ってきた。コーヒーを買いに寄ったコンビニでS原さんにまたもバッタリ会い、「おまんが遊びに来るっていうのみんなに黙ってようと思ってたのにオレもう我慢できんくてY井さんに早速しゃべった〜」と言っていて、もうS原さんすきーーーー好き好きすき〜〜〜〜!!!!となった。桜超満開だった。けどめちゃくちゃ寒くて手足凍傷かよってなってしまった。おみやげに買ってきたお好み焼きを夕飯にして、カフェオレ飲みながらこたつで漫画読んでたら、ああ〜もう最高、って気分になった。明日めっちゃ忙しいのに。ウォーキングして、お風呂入って、寝る。

 

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北北西に曇と往け 1巻 (ハルタコミックス)

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