バックシート・フェアウェル

月曜の夜係長からSMS 「お久しぶりです。お元気ですか。また寒くなるのでご自愛ください。異動の発表があって、課の次長になることになりました。力不足ですが頑張ってみます。」うっかりこたつで寝ていて、気が付いたのは日付が変わってからだった。

特に伝えるべき言葉もないから返信しない。よっぽど嬉しくて、誰かに言いたかったんでしょう、おめでとうと言ってほしかったんでしょう。まだこうやってわたしを自分のために使おうと思えるとは、呆れるバカですね。

今朝、高校前のT字路の交差点で、係長の車とすれ違った。高校生の息子を送ってきた帰りだろう。信号の一台目に止まってて、ちゃんと前を見てれば気が付いたはず。わたしは、仕方ないから横顔だけ見せてやろうっておもって、気付かない顔で通り過ぎた。しばらく洗車してない車のボディを見られたくないなとおもった。

ここでだけ言ってあげよう。おめでとうございます、よかったですね、ちゃんと頑張ってね。ほんとにわたし自身も呆れてしまうほど、わたしもこんなんで、変われません。かしこ。

アイドルネッサンスの解散ほんとに残念としか言いようがない。ももかやもがちゃんの引き際とまた違って、あの子らには可能性と未来しかなかったはずで、もう少し、本当に近い将来に、きっと日の目を見るだろうと思っていた。

 

動画見てると泣きたくなってしまう。

アイドルネッサンスが歌ってたから好きになった曲。一人で行くカラオケでは女の子は泣かないを歌っては泣いて、励まされていた。

 

ああ…残念すぎるし、あまりに残酷だよ。もうほんとにどうにもならないんだろうか。まだ若い女の子たちの清らかで正しい夢は、どうなってしまうの。

 

続けるために売れたいと言っていたふくろうずも解散…

旬な小室の名曲。今となっては歌詞がただ切ない。

ただのいちリスナー、いちファンなだけなのに、大人としての責任を問われてるような気持ちに勝手になってる。

ごはんですよのあれ

めがね変えた。視力に合わなくなった訳でもないんだけど、なんとなくメタルフレームのおとなしいめがねがほしくなった。アンナ・カリーナに強いあこがれを持っているので、丸メガネは大好きだけど、自分でかけたら桃屋のアイツみたいになるのはわかってる、けど、まんまるじゃなくてかつ茶のメタルフレームならいんじゃね、まだ流行ってるっぽい今なら許されるんじゃね、と思って、丸っぽいめがねにした。自分では知的だと思ってるけど誰からも何も言われてない。妹からはきっとおばあさんみたいと言われるだろう。

安室ちゃんと有安杏果と小室の引退についてけっこう色々考えてて、それぞれ動画を見まくってる。安室ちゃんの引き際はかっこいいし、ももかと小室は限界だったんだろうなと思う。

小室の詞がけっこう好きだよ。歌が時代を作ったからそう思ってしまうのかもしれないけど、90年代ってそうだったよなって感じ。はしゃぎ疲れたあとの虚無感みたいな、曖昧な空気感みたいな。いつも何かに疲れてて、過敏で繊細で、満たされないけどやってくしかないみたいな。こんなに色々手に入れた人でも、ずっと寂しくて、満たされないんだな、って。小室の詞を歌うことで受け入れさせられる朋ちゃんっていうのも、あの頃の出会って別れるふたりの現在進行系のドキュメンタリーって感じで、子供ながらけっこうハラハラして見てた。えーこんなこと歌わせちゃうの、これどんな気持ちで歌わせてるんだろ、歌ってるんだろうって。

あけましておめでとう,マニック・マンデイ

新年明けてもう15日も経っていて怖すぎる。一ヶ月が飛ぶように終わってる。

2日は親友とよべる友人と初詣に行った。クリスマスイブに彼の好意を受け入れる形で彼氏ができた友人は心なしか浮足立っており、いい人紹介するからダブルデートしようだのなんだのと言われてわたしは泣いた。別れ際の車の中でマジでぽろぽろ涙をこぼしながら、わたしは賢く優しく真面目に求められる役割を果たしているだけで、誰もあなたのように本当のわたしを知らないし、経年であなたはそうなりえたけども、わたしの内側に人を迎え入れるのはわたしにとってわりとまじで難しいことで、恋愛も仕事もいつもわたしの外側で起こることにすぎず、内側には入れられないこと、結婚もしなければ子供も持たず(持つことができず)特に楽しみもなく生きていくと思うとこれからの人生が長すぎて辛い、あなたとはここで人生がすれ違っていくはずで、それは喜ばしいことだけどやっぱり悲しい、わたしは自分の不誠実さ浅ましさをこの度の不倫で思い知ったし、勝手に働く脳を呪いながら、興味のない他人のことを許し、他人に興味をもてない自分を許せずに、自分を非難しながらひとりで生きていくしかない、自分をうまく操縦できないわたしには仕方のないことだし、これ以上人生において煩わしい人間関係を増やしたくない、わたしはこれから出会うかもしれない新しい誰かを、これまでそうだったようにいまさら内側には受け入れられないし、いまさらわたしを辞められない、だからしょうがないの、と泣いた。新年早々とんでもなく重い。わたしどうも想像以上に傷付いててなんかやばそうなんですけどどうしたらいいんですかね。

とりあえず自分を少しでもこれでいいと思えないとダメになってしまいそうだから、健康的に痩せて美しくなって素敵な服でも着ていれば気も紛れるかと思って、今年もダイエット継続して頑張ることにする。まあいろんなことは一旦置いて考えないことにして、それからだ。今年は考えないことを目標にしたいけど、脳ってどうやったら止められるの。運動ばっかりしてればいいのか。

 

フランス・ギャルが死んでしまった。むかしフレンチ・ポップスにめっちゃハマってて、その頃よく聞いていた。若い女の子がまさに人形にされてる感と、それに気付きもしない天真爛漫なあどけなさが、最高にかわいらしかった。けんかの前って曲が大好きで何度も聞いていたんだった、ということを、ネットで訃報を目にしたときバババっと思い出して、なんとも言えない寂しい気持ちになった。

 

一昨日すごい雪でもうびっくりだった。みるみるうちに積もってしまって、雪降り止まぬ中白衣で車掘り起こして、午後休診にしてはやく帰った。休診にならなかったら帰れなかったかも。センター試験は無事行われたようでよかったね。雪かきで普段使わない筋肉使って筋肉痛。手のひらとか。

 

年末年始で飲んで食べまくって太った分は痩せたはずなんだけど、なんか身体がムクムクしてる気がするんだよな〜。はやく日常に戻らなきゃ。明日月曜ほんと憂うつ。インフルエンザになりたい。

さよなら平成29年

今年も残すところあと1日。あっという間の1年が終わる。辛い恋の終わりと転職とダイエット、それしかない1年だった。この1年で、私は結構自分自身について真剣に考えなければと思って、思いはすれど考えるほどに自暴自棄になってしまっていた。ふつうだとかそうしなければとか、そういうことを自分に強いるのは、とても息苦しい。わたしがしたいかしたくないか、それだけで、答えは簡単なはずだ。人生は長い。けれど今は一瞬すぎて、しかも今判断を間違えると一生後悔しそうで、女の30前後って、そういうカリカリしがちな年頃なんだねえ。それでいいと思えるように生きていたいな。今年の私はよくやったよ。来年もがんばれ。世知辛い世の中になるべくいい顔を見せてやろ。

といいながら、こころの反対側では、わたしをただ甘えるだけしかしらない猫にさせてくれるおじさんか、やさしく慰めてくれる年下のビューネくんを求めている。むずかしいのよ、年頃だから。

正月休みもあっという間に終わりそう。学生時代ぶりに年賀状を書いたよ。あけおめことよろじゃない文章で。

あ、今日ドラッグストアでマニキュアのトップコートを買おうと思って棚から取ったら、落として割ってしまって。慌てて店員さんのとこに持ってったらめっちゃいい人で、迷惑かけてんのに、お代は結構ですと、お怪我は?汚れませんでしたかー?とウエットティッシュを差し出し、よかった、良いお年を!で笑顔…という神対応で、むしろ金払わせてくれ!嫌な顔して叱ってくれ!!そうでないと良心の呵責に耐えられなくてと逆に傷付くのよわたし!!!と思った。ただひたすらに迷惑な客。つーか一年最後の思い出これかよ…。

みなさま良いお年を。今年も1年ありがとう。また来年も、どうぞよろしく。

粉瘤

粉瘤のオペの見学をした。取り出された粉瘤はつるっときれいで、硬さといい2つに切られた様子といい毎日食べている昼の野菜スープに入っている豆にそっくりで、最初は似てるな〜と思った程度だったけど、考えるにつれてどんどん気持ち悪くなってきて、最終的にオエッとなった。

今日で歯医者通い終わった。よかった。

 一昨日妹の友達が子供二人を連れてうちに遊びに来たんだけど、めっちゃ楽しそうに遊んでいったけど、マジで子供が苦手でどうしたらいいかわからなくて困った。ほんとにめちゃくちゃいい子で、その子に悪いところはまったくない。それなのにかわいいのにかわいくない。今までそれでも普通に子供をもつ方向で人生を考えていたけど、なんかほんとに無理かもしれないな、子供をもたない人生について真剣に考えてみようかな…と思った。親は確実に泣くよなあ。

完璧になれないあたしの

あ〜〜〜〜愛されてえな〜〜〜

嘘でもいいから〜〜〜 って言いながら実際嘘だったらそれはそれでやっぱダメなんだよね。だけど嘘のない愛なんてあるのかしらと思ってみたり。わたしの愛に嘘はないかしらと考えると、ないとは言えない気がしたり。下心と打算と私欲をどうしても内包していて、誰かのその日その時の愛を、わたしを埋めるのに使いたいだけなんだよね。わたしには愛されたいという欲があるから。

我慢とかもうやめよっかなと思うことがある。できるなら正しくいたいし、真面目な私はそれでなければならないと思うんだけど、そうすることにどれだけの価値があるだろうと、ふと思う。ほしいものはなにも手に入らないまま、我慢してただ消化していくだけみたいな人生を、でもこれで正しいから、これがいいんだと、喜べるのだろうかと。

っつーことを、ヒルナンデスのコーデバトルでぶっ飛んだ格好する(またそれが似合ってる)バービーを見て思ったんですよ。

どうしてわたしは自由じゃないんだろう。本当に不思議だよ。でも仕方ないって思いながら生きていくのが、わたしなんだろうな。わたしいつ幸せになるの。はやくしないと寿命きちゃうよ。

 

 

23日にケータイ買い替えた。画面大きくて素晴らしいよ。二年経つとケータイは進化するのに、わたしは変わらないまんまだな。

 

あーーー〜〜…    ダメだな、痩せよ。

今日の金曜ロードショーがインディー・ジョーンズならよかったのに。