甘い恋 VS 生活

先々週、母の知人が受診に来て、わたしを手招きして呼びつけて、「紹介したい人がいる」と耳打ちした。聞けば、37歳、銀行勤務、国立大卒、180センチ以上で次男の独身男性と。いまどき3高じゃないっすか!(対するわたしは3低ですが大丈夫ですか……)ということはめちゃくちゃバッドルッキングガイってことっすか!?どれほどの??と思いながら、今日お会いしてきた。

ちょっとおじさんだな〜と思ったけど、別にバッドルッキングではなかった。おしゃべりもふつう。履いてたくたびれたカッコ悪いスニーカーを見て、独身の理由は察した。多趣味な人で、いまはパン作りに凝っているという。いちごやりんごやぶどうから天然酵母を作るそう。他にゴルフ、テニス、バイク、カレー作り等の趣味があり、甘い物が大好きで、下戸だと。連絡先は私から聞いて、またお会いしましょうと私からラインした。好きなものの話題でエビが好きだと言ったのを覚えていて、ぜひまた食事にでも行きましょう、エビのおいしいお店があればいいんですが、調べておきますね、と返事がきた。

ぜ〜んぜんときめかないな、でも、いいかな。お誘いくるかな、来なかったらショックだな。うまくいくってわかってた、タロットでもそう出てた。だけど、恋ってもっとこう、ぎゅっとするような、甘くて苦しくて、逃れられないような、そういうあれじゃなかったか。はやく言いたい、大きい声で、一斉送信で、幸せですって、聞かせたい人がたくさんいる。不純な動機かな?でも、それでも、それもいいのかな。

うーーーーーん、

 

難しくてわからない。はやくどうにかしてほしい。