モネ展

うかうかしている間に夏がきている。梅雨があけたらお盆までほんの一瞬。短い夏。


モネ展へ行ってきた。ありきたりな感想だけど睡蓮がとても美しかった。展示でモネの生涯を辿り、実際の筆運びなど目にすると、重々しくて言葉が出なくなる。モチーフが何なのか識別もできない、完成しているのかも判断がつかないような、最晩年の荒々しい絵が、とても印象深かった。画家として生きて死ぬ、一生をのせて動かす一筆一筆の重みみたいなものが、、、見ていて苦しくなるほどの、、、。人生には、当然だけども、いい時もあれば悪い時もあって、悲しいけれど、人はいずれ老いて衰えて死ぬ。だから生きてる時が素晴らしいんだよね。最後まで自分を燃やして描くことと向き合うというか、描くために自分を燃やして生きていたというか、わー絵ーキレーだけじゃ済まされない、そういう人の一生が伝わってくるから、なんか体力いるしつらいわ…と思った。
ミュシャも晩年病んでた感じだったし、軽い感じで絵ー見に行ことか思って行くと、想定外にどっと疲れるよ。睡蓮柄のめがねふきを買ってカレー食べてセール見て帰った。