すみれひまわりフリージア

かなり切実に苦しい思いをしているんだけど、熱が冷めて、一体何を、なんて馬鹿なことをと、読み返して思う時がかならずくることもわかっている。お互いに病気だからどちらかだけが悪いということはないけれど、もしもばれてしまえば、体裁が悪いのは圧倒的に彼の方で、そうなれば奇病にかかっていたことをきっとものすごく後悔するだろう。わたしの気持ちを後悔の材料にされたくない。あーあ。
自分でもよくわからないんだけど、奥さんに嫉妬するような気持ちはほとんどない。奥さんや子供の話をきくとズキッとするけど、どうしてわたしじゃないんだろうとは思わない。奥さんは妻や母としての役割をきちんと果たしているし、係長もまた夫や父としての役割をちゃんと果たしているように見える。多分家庭的に満ち足りて幸せだろうし、わたしは奥さんのようにそういう幸せを彼にあげることはできない。そもそもわたしの人生を彼にあげることができない。子供はもちろんかわいいらしいが、奥さんのことを蔑ろにするような発言を聞くと悲しくなる。係長にそんな人でいてほしくない。そうさせる原因がわたしなのだとしたら、とても罪深いと思うしとても悲しい。口先だけだってわかってるよ。奥さんへの憎まれ口もわたしへの言葉も。だからずっと悲しいんだ。
アイコンにしているのにすっかり忘れていたけど、フリージアやっぱりかわいい。フリージアは不倫なんかしない。というか大半の人はしない。あーあーあ。

夜な夜なこんなことを考えてばかりで、他に書くことないんかいと思うけど、一日の終わりがこうだから、それ以外思い出せなくなってしまうんです。たとえばきょうは猛烈に寒くて駐車場がカリカリに凍っていたとか、晩ごはんのカレーがおいしかったとか、そういう小さなわたしの日常は、不道徳な感情の前で無意味に等しくなって、毎日同じようなこと、書いては消して、書いては消して、ってずっと、、 ほんとにこれじゃあ、ダメだよね。
沼。