太陽の真下で

ときどき忘れてしまうけど、わたしの人生はこれ、まさにこれ。いつもいつかのどこかへ思いを馳せている。ひとりで自由に歌って踊る。そういう自由がある。そういうことなんだよ。

今日は月がきれいだ。髪を切って染めてパーマをかけてかわいい犬みたいになって帰る車から、ふと空を見たら月がまるく光っていた。

職場の43歳の看護師さんがおめでただって。検査薬で陽性だっただけでまだ病院にも行ってないのに、みんなに嬉々として発表していた。いやおめでたいよ本当に。

いつまでも初恋の先生を心の中で慕い続けていたい。飛んだり跳ねたり笑ったり悪態をついたり、わたしも自由だって、忘れないで。