読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

こいつはわたしの犬

精神と時の部屋

鈍器

スマホをいじってたら急に着信。画面見つめたまま胸バクバク、何度か鳴って切れる。昼間した、釣った魚を持ってくるのどうのという話で電話をかけてきたのかと思って、無視して面倒なことになるのも嫌なので、迷った末にかけ直す。と、開口一番謝られる。謝られたのだ。わたしに悪いことをしたと。勝利だ。11月末から半年が過ぎた!! だけど、どうせ誰かにふられたとか、なにかの腹いせにすぎないのでしょ。居間で、家族がいるので、と言って切った。また話そうと言っていた。答えなかった。

虚しすぎる。これじゃない。こんなんじゃない。好きという言葉を鈍器にして振りかざし、ボコボコに殴り倒してやりたい。わたしはわたしのために怒るべきだったんだ。もっと早くに。

明日の仕事も、なにもかも面倒すぎる。はやく消えてしまいたい。急がなければ。