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こいつはわたしの犬

精神と時の部屋

大切をきずくもの

昨日はちょっとびっくりすることがあった。お花の代金を支払いに来たお客さんが、病院でいっしょだったY井さんのお母さんだった。わたしの名札をしげしげと眺め、「田原さんて、もしかして… 」と声をかけてくれた。
Y井さんとはずっとコンビのように仕事をしていて、本当に良くしてもらった。ちょうどわたしの10歳上で、変わった人の多い職場の中、唯一の普通の感覚をもったまともな人という感じで、理不尽な目にあっても二人の感覚が通じ合っていたから耐えられたし、その存在自体に助けられていた。辞めたらY井さんに負担がかかるのが目に見えていたので、Y井さんを残して辞めることが辛かった。でも、やめるときもやめてからも、一番寂しがったのも、その分応援してくれたのも、やっぱりY井さんだった。
電話で注文を受けたときもわたしが対応していて、田原さんってもしかしてそうだったのかもねと話していたんだよ、と言っていた。お母さん、Y井さんに似ていた。
わたし、感激してしまって、ちょっとうるっときてしまった。お元気ですか、お忙しいんじゃないですか、と聞くと、最近はそんなに遅くならずに帰って来るとのこと。あんたこそ大変でしょう〜と気遣われ、余計にうるっと。でもいいところに来れてよかったわよ、頑張ってね、と優しい言葉をかけてもらった(別にまったくもっていいところではないんですけど)。Y井さんに身体を大切に頑張ってくださいとお伝えくださいと頭を下げると、ありがとね、あんたもね、とにっこり笑って帰っていった。

わたしって大切にされてる人だったんだと、ひさしぶりに思い出した。なんだかいつも自己評価の低い私だけど、そう思ってくれる人のためにも、もっと堂々としていればいいんだ。

わたしには所属する団体への愛がある。信頼は、腐らない真摯な姿勢だけが育むものだと思うんだよ。
いい子がきたなと思われたい。思われている事実をじつは知っている。だから、がんばっちゃうもんね。

Y井さん大好き ありがとう。