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こいつはわたしの犬

精神と時の部屋

川岸

あーーー
仕事したくねーーーー

三連休が終わってしまう。転職でシフト制の勤務になってから、三連で休みがとれるというのも珍しいことになってしまった。それも世間の休みと同じでないので、誰とも遊びに行けないんだけど。

奈良のばあちゃんの具合があまりよくないらしい。母と喪服を買いに行った。ばあちゃん今年年女だったから、96才。痴呆で、もうおじさんのことしかわからないらしい。二年前に会いに行ったとき、すでにわたしのことはよくわかっていなかった。ほとんどが少女時代の思い出話なのに、時々、悟ったような目で真実らしきことを喋るので、なんだか占いの水晶玉を覗いているような気分だった。
生きているってどういうことなんだろうと考える。年をとるということ、時の流れのむごさ、幸せと不幸せ、それでも生きている身体のもつ強い力。いつか来る時のために、こちらの心の準備も整っていく。
じいちゃんばあちゃんの家に初めてひとりで泊まったときのことを、いま思い出した。小学校の低学年のころで、だいたいいつも一緒なのに、その時は何故だか妹もいなくて、わたしひとりで泊まった。昼間は平気だったけど、夜眠るときわかっていたけど案の定不安になって、布団の中で静かに泣いていたら、同じ布団で寝ていたばあちゃんが気付いて、何も言わないで私を抱きしめてくれた。嬉しかったけど、お母さんと違うにおいで、これちがうなあ ちがう家にいるんだなあ って、余計悲しくなった。でも、すごく嬉しかったんだよね。当たり前に甘やかしてくれたことが。泣いてるのも、恥ずかしいくらいに思っていたのに。おかげで安心して、そのうち寝ちゃったんだよね。
ばあちゃん!わたしかわいい喪服買ったよ。たぶんじいちゃん、けっこう待ったと思うよ。来月の頭、会いに行くから、待っててほしいよ。

秘書検定の勉強全然してねー。周りにいくら聞いても落ちたという人が見当たらない。落ちたら社会人失格なんじゃないのか。怖えーー