こいつはわたしの犬

精神と時の部屋

秋の夜長

マニキュアをぬりぬりしながら、明日の係長の資格試験がうまくいくといいな~みんな練習してたけど係長ちゃんとやってたのかな~土曜の朝海で釣りしてたって部長が言ってたけどな~~ と思ったりする。
やめようと思っても、あんまり急にはやめられない。新しい物好きな彼の、わたしへの興味は緩やかに失せているでしょ。わたしの切ない思いを理解しかけて、よけいに、わたしに触らないんでしょ。めんどくさいもんね。この前の送別会での「誰かいい人紹介してやって」って言葉、忘れられない。あなたにまともな感性があってよかった。よかったけど、悲しいな。
集合写真、めずらしく写真写りよく撮れてるわたし かわいい。離れたところにいる係長 冴えてるわけでもない普通のおじさん。いっしょに写った写真を持ってるという事実が、どうしてこんなにもわたしを高揚させるのか。
紹介してよ はやく。お願いです。


転職して丸半年経って、誰も言ってくれないけど、確実に事務の雰囲気よくなったでしょとわたしは思う。前任は気が強くて、同じく気が強いおばちゃんと何かとぶつかったらしいけど、わたしなんかなー、豆腐なんだからなー!ぶつかろうもんなら粉々なんだからなーー!!
仕事の内容だけでなくて、言っていることや背景や気持ちを理解しようとする姿勢って、伝わると思うんだよ。なるべく柔らかく丸く笑って、知らなくていいことは知らないふりをして。来たのがわたしでよかったね。よかったって言わせたい。
がんばる。