さよならサブカルチャー

8月31日、ついにネトゲが終焉を迎えた。

16時にはケータイかまえないのがわかっていたので、お昼にインして、それで終わり。事務室にはケータイを持ち込めない決まりなんだけど、最後はせめてポケットにいれていようと思ってたのに、事務服のポケットには大きくて、しかも熱くて、そして月末でてんやわんやで、ちょっと!と思ってデスクに入れて、仕事に熱中していたら、気がついたときすでに17時をまわっていた。

へろへろになって帰宅して、恐る恐る、慣れ親しんだブックマークからリンクを開くと、わたしの愛した箱庭は、「サービス終了しました」というメッセージだけ残して、なかったことになっていた。

おわった!なにもかも

現実じゃない方のリアルが   魔法はとけたのだ

でも、寂しさのなかに清々しさも感じていて、それはやはり、この四年間、ハマりすぎて生活を支配されてる感が常にあったからかなと思う。本当に常に気にして、暇さえあればケータイかまって、年だけとって、不安に思う気持ちも、こんなのまともじゃないと思う気持ちも、ずっとそばにあった。でも

大好きすぎてやめられなかった。いつか来る終わりがちゃんと来たことに、そしてそれをちゃんと見届けられたことに、わたしは安心しているんだよね。


さよならサブカルチャー 、さよならわたし

もう話はできなくても、関わったすべての人の幸せを心から信じてる。そんなに悲しい別れじゃないよ。

夏の終わりと、魔法の終わりと、少女だったわたしの終わり。8月31日の日記おわり!