こいつはわたしの犬

精神と時の部屋

連載小説

どんな顔をすればいいかわからないから、あまり2人にならないようにしているのだけど、係長の方がタイミングをはかっている節がある。

そもそも席も斜め向かいなんだけど

わたしがお昼に入るとき、彼は歯を磨いていて、給湯室で鉢合わせた。

事務所寒いですよね、冷えちゃった

そう?俺は暑いけどな

わたしじっとしてるからかなー

~~~~~(聞き取れない)

え?

~~~~(聞き取れない)

なになに?なんですか?

俺があっためてあげようか?って

……(手を洗う)

ノーコメント?

…すみません…(笑)

すみませんてなんだよ(笑)

 

っていう

つまらないやりとりを

反芻して

反芻して

反芻して

私は牛か って

 


連載小説 - Pizzicato Five "Serial Stories" - YouTube

 

 

心と体を分けられたらいいのに