社会の窓

クリープハイプのことを気持ち悪いと思いながらでも割と好きと思っているんだけど、全然大きい声で言えない。

終業後、暇を持て余した次長と結婚について話す。
田原ちゃんは結婚しないのと言われて、できたらとっくにしとるわハゲと思う。次長は愛妻家。家庭を持つ素晴らしさについて説かれるが、感づいてはいたけどやはり結婚に憧れのないわたし。子供も好きじゃない。しかし、したいしたくない・ほしいほしくないに関わらず、ふつうでいけば持つのが当たり前で、期限的に今がその時であることは、身体でひしひしと感じているわけで、、、
愛が置いてきぼりでうまくいくはずもなく
みんなが自然に当たり前にできることが、どうして私にはできないんだろうと
劣等感に抱かれ
愛されたくてこんなことになって
「そりゃ年も年だし、ふつうに付き合っててふつうに問題のないカップルは結婚してますよ。してないのは、仕事がほんとに忙しかったり、彼氏が年下だったり、ズルズルと不倫してたりとか、なんか問題のあるひとばっかりですね。」
「不倫て… 田原ちゃんはしてないよね?」
「するわけないじゃないですか あたし真面目なんです。」
あたし真面目なんです
あたし真面目なんです
あたし真面目なんです…。

時がくれば自然にそう(結婚したいと)思うようになるのかもね。かんがえすぎないで遊んでみたら?と言われて、そうですね…と答える。
自分で自分の首を絞めて死んじゃいそう。ばか真面目に苦しくなっていく。その辺の感覚は真っ当なのに、神さまあたしどう考えても欠陥ありです。